夢ふくらまそう!  愛媛県議会議員 ふくら浩一の活動報告  ~大福日記~

大福日記No.140  「相」と「省」
先日読んだ「自由民主」という自民党本部が発行している新聞に、
「光風霽月」(こうふうせいげつ)というコラムがあるのですが、
今回紹介しておきたいと思います。
井上新甫という方が書いております。


少し漢字から見た政治の話をしたいと思う。

「相」と「省」の漢字についてである。
まず「相」のことだが、大臣のことを、また「相」ともいう。
すなわち総理大臣は首相、外務大臣ならば外相という。

なぜ「相」というのだろうか。

この字は「みる」「たすける」という意味がある。

何を見るかといえば、もちろん国民生活をよく見る。
よくみて国民が困っていたら助ける。
それゆえ大臣たる者の真っ先の務めは、国民生活をよくみて、
困っていれば助けるというのが、「相」の字義である。

もう一つの「省」の字は、財務省や厚生労働省など、
諸官庁の「省」であることは言うまでもない。
官庁に「省」をつけたのは、もう随分古い話だが、それはともかくとして、
この字は「みる」「かえりみる」「はぶく」と三通りによむ。

何をみるかといえば、国民生活をよくみる。
そして国民が悩んでいないか、病んでいないか、政治の行き届かぬところが
ないか、よく視るの「みる」である。
ともに翻って、わが身をかえりみて、やましいところがないかよく反省し、
かつ行政に無駄があれば、よくはぶいて簡素に務める。

それゆえ役人たる者は、「省」の三つの意味をよく考えて仕事にあたれと
いうわけだ。

福田康夫総理は、今年一月の党大会で、
「自民党の再生は国民政治の再生だ。大きな転換をしたい。」と述べた。
あの時、総理が主張したのは「国民本位の政治」の回復であった。

以来、私は「相」と「省」の漢字を頭に浮かべつつ、孟子の次の言に思いを
馳せたのである。
「孟子曰く、民を貴しと為し、社稷(しゃしょく)之に継ぎ、君を軽しと為す」と。

孟子が言うには、国にとって一番尊いのは国民である。
それについで尊いのは土地の神と五穀の神で、国主を一番軽いものとする。
これほどの民本思想はない。

土地の神と五穀の神は、むかし国にとって重要な守神だったゆえ貴かった。

総理の言う国民本位の政治は、孟子の「民を貴しと為す」に尽きる。
この信念に徹すればこそ、己に対する毀誉褒貶(きよほうへん)など、
どうして思いわずらうことがあろうか。


わかりやすいですよね?

基本に立ち戻り、本来の務めを果たさねばならない…
中央の方々だけでなく、我々地方の政治・行政にたずさわる者も
しっかりと心に留めておくべきでありましょう。

by fukura51 | 2008-06-21 12:08 | つぶやき・日記
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