夢ふくらまそう!  愛媛県議会議員 ふくら浩一の活動報告  ~大福日記~

カテゴリ:県政報告( 60 )
大福日記No.323  影の質問
2月定例県議会では、9回目の一般質問をさせていただきました。
内容は後日、私のホームページにて発表しますので、是非
ご覧になっていただければと思います。

実は、私たち県議が一般質問した際、冒頭と末尾に、質問とはあまり
関係ないけど、言っておきたいと思う事柄を発言することがあります。

議会の会議録には記載されますが、一般的には公表されません。
今回は、私が質問の最後部で述べさせていただいた事をそのまま
紹介します。


 ----質問最後部----


最後に一言申し上げます。
ソチ冬季オリンピックが先日閉幕しました。

日本はメダル8個を獲得、日本選手が懸命に競技をする姿に、
多くの日本国民が夢を抱き、勇気をいただいたことと思われます。

その中でも、私は、同世代である、スキージャンプの葛西紀明選手の
個人銀メダル及び団体銅メダル獲得には、心から感動し、
涙をこらえることができませんでした。

彼は10代の頃から「カミカゼ・カサイ」の異名をとりながら、日本代表に
選ばれるほどの実力の持ち主でしたが、現在までの人生は、まるで
順調とは言えない不幸の連続でした。

幼少のころの貧乏、両親の離婚、妹が再生不良性貧血という難病、
猛練習のため度重なる怪我の連続、そして母親が放火に巻き込まれて
亡くなる、という壮絶な人生であったようであります。

それでも彼が諦めることなく競技を続けてきた原動力は、姉の献身的な
支えであり、94年のリレハンメル五輪で、団体銀メダルに終わった後、
病気をおして千歳空港まで迎えに来た妹さんの「ありがとう。次は金だよ」
という言葉であり、また、亡くなった母親が入院中に書いた日記で
ありました。

そこにはこう書かれてありました。

「いまこの時を頑張れ。絶対におまえは世界一になれる。
お前がどん底から這い上がってくるのを楽しみに待っているよ。」

葛西選手は、今回のソチオリンピックの銀メダルが確定した時の
インタビューで、即座に現役続行と金メダル獲得を宣言しました。

壮絶な苦難の中での家族との約束が、彼を奮い立たせているのだと
思います。

その長年の競技実績と人気から、各競技会場では、葛西選手が登場すると
観客から大きな拍手が起こると言います。

40歳を越えて第一線で競技を続ける姿は、海外の選手からも尊敬を集める
存在であり、「レジェンド」と呼ばれる所以であろうかと考えます。

4年後の平昌(ピョンチャン)オリンピックの時には、今の私と同じ45歳。
心から活躍を期待したいと思います。

凄まじい苦難を抱えながらも、夢を諦めず努力し続ける姿。
そして、その苦しさを、まわりに感じさせない彼が見せる屈託のない笑顔は、
世界に誇れる日本人の精神性の素晴らしさを感じさせます。

彼に学び、尊き日本の心が若人たちに伝わり、真の日本再生への原動力と
なることを心から期待し、また、共に尽力していくことをお誓い申しあげて、
私の質問を終わらせていただきます。

ご清聴、誠にありがとうございました。



各議員とも、様々な所感を述べられております。

質問より、こんな所感がマスコミに取り上げられることもあります。
私も興味を持って聞いており、結構勉強にもなります。

質問以外にも注目してみると面白いかもしれません。



by fukura51 | 2014-04-02 12:34 | 県政報告
大福日記No.308 県議会一般質問
お知らせをさせていただきます。

明日の3月6日の10:00から一般質問します。

今回の質問項目は、
1.本四高速の通行料金と出資金について
2.しまなみ海道におけるサイクリングイベントについて
3.被災地学校修学旅行支援事業について
4.全国障がい者スポーツ大会について
5.離島振興法について

であります。

愛媛県議会のホームページでネット中継も
されてますので、ご覧になってみてください。

これから原稿の最終校正と読む練習します。

頑張りますので宜しくお願いします!
by fukura51 | 2012-03-05 18:27 | 県政報告
大福日記No.306 県政報告会及び新年会のお知らせ
今回は「お知らせ」でございます。

毎年やっているのですが、「ふくら浩一の県政報告会及び新年会」を本年も
下記の通り、開催いたしますのでご案内申しあげます。

県議二期目に向けての決意、抱負など、皆様方に「誠実に」「丁寧に」そして
「わかりやすく」お話していきたいと思います。

今回は、私と親交のある和太鼓グループ「雷人(らいじん)」をお呼びしての
アトラクションもあります。

いつもお世話人の方々のみへのご案内で、周知が行き届かない事が多く、
大変ご迷惑をおかけしておりますが、ご興味のある方は是非とも
ご来場ください。

後援会青年部も精一杯のおもてなしをしようと準備しております。
心からお待ち申しあげます。


「ふくら浩一県政報告会及び新年会」の
お知らせ


日時 : 平成24年1月29日(日) 午前11時30分~

場所 : 今治地域地場産業振興センター 1F大ホール

会費 : 2,000円 (当日現地にて徴収させていただきます)




※駐車場は会場の地下にありますが、収容台数に限りがありますので
ご注意いただきますようお願いいたします。

by fukura51 | 2012-01-26 22:12 | 県政報告
大福日記No.302  経済企業委員会
7月5日に常任委員会が一斉開催されました。
私は今回、経済企業委員会に所属し、副委員長を拝命いたしました。

当委員会はエネルギー対策を扱う重要な委員会であります。
しっかりと審議していきたいと考えております。

今回はやはりエネルギー対策に対しての質問が集中しました。
しかしながら、原発への依存度は四国全体で4割以上であることを踏まえると
即「脱原発」というのは不可能であり、何よりも原発への「安全対策」こそが
最もいま求められている事でありましょう。

そして、被災地への支援は最優先ではありますが、私たちの愛媛県への
経済支援を忘れることはできません。

少しでも自立できる方向に向けていく努力が必要だと思いますし、
そうしていくことが被災地の一助になる、と考えております。


私は今回、東予インダストリアルパークの分譲状況と企業の誘致政策などを
お聞きしました。
リスク分散を各企業がこれから図っていくことを考えると、少しでもアピールして
置く必要があると思うのであります。

また、県立今治病院の駐車場増設についても質問しました。
駐車場が足らなくて、地元の方々からかなり陳情を受けておりましたが、
県からは、「増設します」との返事!

おそらく秋頃になると思いますが、約60台ほど増設するとの事です。
これで診療に支障をきたさないようになれば、と願っております。

これからも皆様のお声を聞きながら、しっかりやっていこうと思います。
またご意見をお聞かせください。よろしくお願いいたします。

by fukura51 | 2011-07-07 23:34 | 県政報告
大福日記No.301  6月議会一般質問への答弁
前々回、私の6月議会での一般質問を載せましたが、答弁書の要旨が
出来てきましたので、掲載しておきます。

知事及び担当部長がそれぞれの分野で答弁してくれています。

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平成23年6月定例県議会 6月28日(火)福羅議員への答弁

問1 東日本大震災を踏まえた本県の防災対策について
(1)災害ボランティアの受入体制を今後どのように整備していくのか。
<保健福祉部長>
 災害ボランティアは、被災地の支援に大きな役割を果たしているが、その活動が効果的に行われるためには、ボランティアの受入体制を迅速に立ち上げ、円滑に運営できるよう、平常時から被災時の初動体制を確立しておく必要がある。
 本県においては、平成7年の阪神・淡路大震災を契機として、被災時に機動的に、県及び市町社会福祉協議会に災害ボランティアセンターを設置し、県内外からのボランティアを円滑に受け入れる仕組みを構築するとともに、平成16年の豪雨災害を教訓に、センター立上げ時の初期費用を支援する災害ボランティアファンドの創設、ボランティアと被災者ニーズを結びつけるコーディネーターの養成、関係機関・団体等の連絡調整や情報交換を行う「災害ボランティアネットワーク会議」の設置など、センター機能の拡充・強化を図ってきたところ。
 しかしながら、今回の震災では、自治体そのものが壊滅的な被害を受け、災害ボランティアセンターが十分に機能しなかったとの報告もあることから、今後、本県から被災地に派遣されたボランティアやコーディネーター等の意見も参考に、改めて問題点等を検証したうえで、ボランティアの力が存分に発揮できる受入体制の確立・強化に努めて参りたい。

(2)大津波にも対応できる避難所や避難計画の見直しにどう取り組んでいくのか。
<県民環境部長>
 東日本大震災において、避難路や避難経路等の違いが被災者の生死を分けたとの報道がなされており、津波から人命を守るためには、迅速な避難と安全な避難所の確保が大切であると認識している。
 南海地震が発生した際、大きな津波被害が心配されている宇和海沿岸地域では、既に避難所を指定するとともに、避難対象地域や避難経路、避難勧告基準などを定めているが、今回の東日本大震災を踏まえると、県内全域にわたって点検、見直しを行う必要があるのではないかと考えている。
 そのため、県としては、専門家を加えた検討会を設置して、宇和海沿岸において避難所等の実地検証を行い、課題の洗い出しや必要な対策を検討するとともに、その結果を、成果報告会を行うなどして、広く県内全域に波及させ、避難所や避難計画の見直しにつなげて参りたい。


問2 防災においても必要である岩城橋の着工に向け、今後どう取り組んでいくのか。
<知事>
 本年2月に開通した生名橋の自動車交通量は、当初予想していた約500台を大きく上回る、1日当たり約1,050台、また、弓削大橋が開通前と比べて約700台増加の約1,600台となるなど、早速、架橋効果が表れており、県としても大変うれしく思っている。
  残る岩城橋の建設は、上島町の地域活性化や行政効率化を推進するために必要であり、また、議員ご指摘のとおり、上島架橋は、東日本大震災のような大災害時には、一刻を争う救急活動や町内4島の相互支援のためにも不可欠な道路であると考えている。
このため、今年度から、県単独調査費で、岩城橋の地質調査や予備設計などの基礎調査に着手したところであり、早ければ来年度中には、補助事業化の前提となる橋の形式や規模などを決定できるよう、着実に進めていきたいと思っている。
なお、厳しい財政状況に加え、震災復興など、先行きが不透明な状況が続くため、岩城橋着工の前提ともなる離島事業の別枠的予算の確保について、国に対し、今後も引き続き、あらゆる機会をとらえて強く要望して参りたい。


問3 しまなみ海道について
(1) 島民割引の導入についてどう考え、どう取り組んでいくのか。
<土木部長>
 しまなみ海道を含む本四道路の通行料金については、従来から他の高速道路に比べ極めて割高に設定されていることから、これまで機会あるごとに国等に対して、料金引下げを強く働きかけてきたところである。
 特に、しまなみ海道については、議員ご指摘のとおり、沿線島内住民にとって、重要な生活道路になっていることから、国への重要要望や広島・愛媛交流会議のアピ-ル等において、沿線島内住民に対し通行料金を割り引く支援措置を講ずるよう求めてきたところである。
 しかしながら、6月19日を以って「休日上限千円」が廃止となる中、今のところ、各種時間帯割引は継続されることとなっているが、今後、これら時間帯割引も廃止されることになれば、沿線島内住民の日常生活に大きな影響が生じるものと考えている。
 このため、県としては、今後の高速道路施策に関する国の動向も注視しながら、広島県等とも連携し、まずは、時間帯割引を堅持するとともに、競合する公共交通機関への配慮と併せて、引き続き沿線島内住民への料金割引支援を強く訴えて参りたい。

(2)休日上限1,000円の終了に伴う沿線地域の観光客の減少に対し、今後どう取り組むのか。
<経済労働部長>
 議員お話のとおり、高速道路の休日上限制度は、しまなみ海道沿線地域の観光振興に大きく寄与してきたことから、今回の同制度の終了に伴う入込客の落ち込みが懸念されるところである。
 このような中、本年3月に策定した県観光振興基本計画では、高速道路料金など交通利用環境の変化も見据えたうえで、情報発信力の強化や広域連携の推進、魅力ある観光資源の開発等に努めることとしており、現在、テーマ性のある広域観光ルートづくりや体験型観光を組み入れた旅行商品の造成、修学旅行誘致等に積極的に取り組んでいるところである。
 また、しまなみ海道沿線地域を観光振興の重要ゾーンと位置付け、サイクリングやウォーキングのイベント開催をはじめ、多島美を満喫できる“しまなみの船旅”やグリーンツーリズムを促進するとともに、将来的には、しまなみ海道を中心に「大・島博覧会」を開催したいと考えており、現在、広島県や地元市町と協議を始めたところである。
 引き続き、休日上限制度終了後の沿線地域の観光客への影響を最小限に止めるべく、国内外からの誘客促進に積極的に取り組んでまいりたい。


問4 地域医療について
(1)新しい地域医療再生計画の内容と、計画の具体化に向けた取組みはどうか。
<知事>
 新たな地域医療再生計画は、県全体の広域的な医療提供体制の整備拡充を図るもので、本県においては、医療関係者・市町などへの提案募集や県保健医療対策協議会での審議、パブリックコメント等を経て計画の取りまとめを行い、6月10日に国へ提出したところ。
 計画では、全県的な医療課題を踏まえて5本の施策の柱を設定し、19事業を盛り込んでおり、具体的には、三次救急病院の機能強化を最重要課題と位置付け、県内3箇所の救命救急センターの設備整備等に基金を重点配分するとともに、県議会の総意で制定された「がん対策推進条例」に沿って、在宅緩和ケアの充実や患者家族への支援の強化を図るほか、医療圏単位の診療ネットワークの構築にも取り組むこととしている。
 また、地域医療を支える人材を育成・確保するため、県医師会や看護協会などとの連携・協力のもと、医師不足の医療機関に対する医師派遣システムの構築や看護職員の資質向上等に取り組むこととしている。
 さらに、今回の東日本大震災において重要性が再認識された災害医療体制の強化についても、東南海・南海地震等を想定した災害拠点病院や災害派遣医療チームの機能強化に必要な設備等の整備を盛り込んでいるところ。
 今後は、スケジュール的には、国の有識者会議の審査を経て、9月上旬頃に交付決定が行われ、年度後半から、順次、事業に着手する予定であるが、県保健医療対策協議会において適宜事業評価を実施することにより計画の効果的な推進を図り、誰もが安心して医療を受けることのできる社会づくりに努めてまいりたい。

(2)へき地医療の支援対策にどのように取り組んでいるのか。
<保健福祉部長>
 交通条件に恵まれない中山間地域や数多くの離島を抱える本県にとって、へき地医療は、医療政策上の重要な課題であり、県では、へき地診療所に対し、自治医科大学卒業医師の配置をはじめ、運営費や医療機器整備への補助など、各種支援に取り組んでいる。
 また、へき地医療支援機構を設置して、へき地医療拠点病院である県内11か所の主要公立病院からへき地診療所へ代診医を派遣するなど、へき地医療を広域的に支援していく体制の確保に努めている。さらに、へき地での救急搬送に対応するため消防防災ヘリのドクターヘリ的運用を行っているほか、島しょ部の巡回診療船済生丸に対して、運営費補助に加え、近く予定される新船の建造に当っても助成を行うことを検討している。
 しかしながら、全国的な医師の不足や地域偏在により、へき地医療拠点病院でも医師不足が深刻化し、支援機能が低下していることから、医学生向け奨学金制度やドクターバンク事業、ドクタープール制度等を通じて、医師確保対策の強化を図っており、今後とも、これら施策を総合的に推進し、県民が等しく必要な医療を受けられる体制の維持確保に努めて参りたい。


問5 県地域新エネルギービジョンにおける導入目標の達成状況はどうか。また今後、新エネルギーの普及にどう取り組んでいくのか。
<経済労働部長>
新エネルギーについては、地球環境の保全やエネルギー源の多様化、さらには低炭素関連産業の育成などの観点から利用を推進する必要があることから、県としては、これまでも武道館や県立高校への太陽光パネルの設置、ミカンの搾汁残渣を利用するバイオ燃料や木質ペレットなどのバイオマスエネルギーの活用、新エネルギー教室等による普及啓発などに取り組んできたところである。
 こうした中で、平成14年に策定した「愛媛県地域新エネルギービジョン」の目標年次である2010年度の導入実績は、目標値の原油換算18.4万キロリットルに対し、実績が20.6万キロリットルで、達成率は112%と目標を上回っているが、エネルギーの種別でみると、風力発電やバイオマスの導入が大幅に進んだものの、太陽光や太陽熱利用は目標に達していない状況にある。
 このため、先般、国に対し、新たなエネルギー政策の早期提示と併せて、新エネ導入促進のための支援策の拡充を強く要望したところであり、今後国の動向等も踏まえながら、県として、新たな導入目標等を盛り込んだエネルギービジョンを策定し、新エネルギーの普及に努めて参りたい。



各項目とも、前向きな答弁をいただきました。
今後もしっかり審議していきたいと思います。

by fukura51 | 2011-07-04 17:12 | 県政報告
大福日記No.299  改選後、初の一般質問
改選後、初めての定例県議会で6月28日、質問をさせていただきました。
ご支援いただいた方々のお顔と被災地の状況を思い浮かべながら、
気合!を入れて臨んだ一般質問となりました。
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県民の皆様の代表として、壇上に立って質問をする「重い責任」を改めて
感じたのと同時に、国難に全力で立ち向かっていくぞ!という熱い想いも
壇上で自分自身、再確認いたしました。


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必死の質問






大勢の方々が傍聴に来ていただき、本当に感謝いたします。
時機を見た良い質問が出来たと思います。
質問作成に当たり、お世話になった皆様にも心から御礼を申し上げます。

以下、私の一般質問の要旨を載せておきます。




6月28日(火)一般質問 福羅議員(自民)

1 東日本大震災を踏まえた本県の防災対策について    
宮城県沖を震源として発生した今回の地震は、観測史上最大のマグニチュード9.0を記録し、波高10m以上、最大遡上高40.5mにも達する大津波を引き起こし、東北地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害をもたらした。
この大震災をうけ、挙国一致で復興支援に全力で取り組む必要性を強く感じるとともに、本県の防災対策を見直す必要があると考える。

(1)災害ボランティアの受入体制を今後どのように整備していくのか。
自治体が被災し、機能を完全に失っている場合、初動の段階で頼れるのはNPOやボランティア団体であり、本県が被災した場合に、ボランティア団体等が連携してそれぞれの役割を果たすことができるような受け入れ体制をあらかじめ準備しておくことが重要である。

(2)避難所や避難計画の見直しにどう取り組んでいくのか。
宮城県南三陸町の海岸から約1㎞の地点にある特別養護老人ホーム慈恵園と、岩手県大船渡市の海から約200mの地点にある越喜来小学校の避難事例を聞き、人の命がかかっている防災対策においては、想定外という言葉を軽々しく口にすることは許されないと、また、宮城県山元町で7m級の堤防が大津波の圧倒的な力で破壊されている現状を目の当たりにし、防げない程の災害が発生した場合、いかに安全な場所に素早く人命を避難させられるかということに重きを置くべきであると強く感じた。
今後発生が予想される東南海・南海地震では、宇和海沿岸で5mを超える大津波が想定されている。

  
2 地域医療について
近年、へき地のみならず都市部や郡部の中核的医療機関においても、医師不足が深刻化し、診療体制の縮小を余儀なくされるなど、地域における医療提供体制を維持することが極めて厳しい状況になっている。
県においては、地域医療の疲弊が県内でも特に深刻な八幡浜・大洲圏域と宇摩圏域を対象に地域医療再生計画を策定し、総額50億円規模の基金を設置して、地元関係者との連携・協働のもと医療体制の再構築を図ることで、地域住民が安心できる医療の確保に取り組んでおり、大変心強く感じている。
しかし、これら2つの二次医療圏だけでなく、同様に地域医療の維持・確保が大きな課題となっている他の医療圏についても、多様化する県民ニーズに対応するには、一層の医療環境の確保に努めていく必要がある。また、二次医療圏をバックアップする全県的な三次救急体制や高度・専門医療機関の底上げにつながる事業にも取り組んでいく必要があるなど、医療現場には解決すべき多くの課題が残されている。

(1)新しい地域医療再生計画の内容と、計画の具体化に向けた取組みはどうか。
国は引き続き地域医療の再生に取り組むため、平成22年度補正予算に地域医療再生基金の拡充経費として2,100億円を計上した。
県においては、県内の医療関係者などからの事業提案を幅広く盛り込み、基金規模約35億円の新たな地域医療計画をとりまとめたということだが、地域医療再生への期待に応えるためにも、引き続き関係者の意見・提言等を踏まえ、計画の適切な進行管理を行い、着実な推進を図ってもらいたい。

(2)へき地医療の支援対策にどのように取り組んでいるのか。
山間地や離島を多く抱える本県は、無医地区が6地区、無医地区に準じる地区が4地区、へき地診療所が60施設ある。全県的な医師不足や地域的な偏在の影響を受け、へき地では、巡回診療や代診医の派遣が間に合わない状況であるのに加え、建物の老朽化による維持管理経費の負担や診療に必要な医療機器の整備などの問題があり、へき地への医療支援は喫緊の課題であると考える。
交通手段に恵まれない島しょ部における医療の確保も踏まえて問う。

  
3 しまなみ海道について
東日本大震災の復旧・復興財源に必要な財源を確保するため、6月19日で高速道路の休日上限1,000円を終了することとなった。
現行の休日5割引や通勤・通学割引等が継続されるが、休日上限1,000円の終了は事実上の値上げとなる。

(1)島民割引の導入についてどう考え、どう取り組んでいくのか。    
しまなみ海道は、観光もさることながら、何よりも生活道路である。沿線住民は、同一自治体の中で移動するのに極めて高い通行料金を払わねばならないため、通行料金が値上げされると島民の日常生活に大きな影響が出ることは容易に想像できる。
沿線住民が希望しているのは、いわゆる島民割引の導入や、各島間の交流を促進するための伯方・大島大橋と大三島橋の料金低減などであり、内航フェリーなどの公共交通機関への影響にも十分配慮しつつ、合併による地理的ハンデを解消できる料金体系が求められている。

(2)休日上限1,000円の終了に伴う沿線地域の観光客の減少に対し、今後どう取り組むのか。
休日上限1,000円は、沿線地域の観光客数の増加に一定の効果を上げてきたことから、今回終了することによって観光に悪影響が出ることを危惧している。


4 防災においても必要である岩城橋の着工に向け、今後どう取り組んでいくのか。
去る2月6日、生名橋開通記念式典が取り行われた。しかし、上島架橋整備はこれがゴールではなく、残る岩城橋の整備が不可欠である。
知事は、上島架橋整備を選挙公約の一つとして掲げ、就任後、岩城橋の整備に向けた調査費3,700万円を含む2億8,280万円の予算を計上した。
現在上島町においては、町内4島を結ぶ車両運搬可能なフェリーが廃止され、岩城島と2つの架橋で結ばれた弓削、佐島、生名各島との車両での行き来は、一度広島県を経由しなければできなくなっている。この状況を長期間放置すると、岩城島だけが取り残されるような感覚にもなりかねず、不便さを感じるだけでなく、一つの自治体としての一体感の醸成に大きく支障をきたすのではないかと考える。
また、今回の東日本大震災を教訓として考えると、岩城橋の架橋は、災害時における避難経路となることはもちろん、人命救助や救急搬送、物資の運搬および支援者の移動手段等々に有効なのは明白であり、災害にも耐えうる岩城橋の必要性を強く感じている。

  
5 愛媛県地域新エネルギービジョンにおける導入目標の達成状況はどうか。また今後、新エネルギーの普及にどう取り組んでいくのか。
東日本大震災による福島第一原発の事故により、原発に対する不信感が生まれ、新たなエネルギーに対する期待がこれまで以上に高まっている。
国においてはエネルギー政策全般を見直す動きが出ており、エネルギー政策の明確な方向性を早急に国民に示し、太陽光や風力発電などの新エネルギーについても改めて見直す必要があると考える。
新エネルギーは、災害時や緊急時に自立型電源として活用できる分散型エネルギーシステムであることなどの利点はあるが、自然条件に左右されるなど、安定性の面などで問題がある。
また、新エネルギーの発電量は、日本の発電量全体に占める比率がわずか1%程度であり、直ちに原発の代替エネルギーとなるのは無理があることから、その危険性を十分承知しながらも、現時点では原発は必要であると言わざるを得ない。
しかし、各種世論調査で国民の多数が原発縮小を望んでいる現状を踏まえると、今後、原発の代替エネルギーとして新エネルギーをより一層導入促進していく必要がある。
菅首相は、再生可能エネルギーを基幹エネルギーの一つに加えていくという考えを表明しており、これまで以上に新エネルギーの導入拡大に大きな力が注がれていくと思う。
県は、平成14年3月に愛媛県地域新エネルギービジョンを策定し、新エネルギーの導入促進に努めてきたと理解しているが、新エネルギーの普及促進により一層力を入れていく必要があると考える。


今後も県政に全力で取り組んでまいります。
引き続いてのご指導を宜しくお願い申し上げます。

by fukura51 | 2011-07-01 21:47 | 県政報告
大福日記No.297  6月定例県議会開会
二期目になって初の定例県議会が6月20日、開会となりました。

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議会の様子






今回の定例県議会では、当然ながら「被災地支援」と「愛媛の防災対策」、
そして「原発の是非や新エネルギー対策」などが主として論じられることに
なると考えられます。

今回は、一般質問を28日の午後1時からするようになっておりますので、
是非ご覧ください。


改選して定例会に臨むと、二期目になって二列目に席が変わっておりました。


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こんな感じ






後ろはお世話になっている先輩である高山康人議員です。
「福羅君、出世したやないか~」と茶化され、少しエラく?なった気分…
いやいや、気を引き締めてしっかり審議していきたいと思います。

さあ、頑張って質問を練っていきます。
宜しくお願いします。

by fukura51 | 2011-06-21 20:10 | 県政報告
大福日記No.265  総務企画委員会
4日、県庁にて総務企画委員会が開催され、出席しました。

総務企画委員会では、「県内のブロードバンド整備について」を議題として、
各委員とも色々な視点から議論がなされました。

今回私は2011年には完全移行する「地デジ」について質問しました。
ある中山間地域の県民からこんな意見を聞いていたのです。

・現在「自主共聴施設」で電波を受信しているが、「地デジ」以降に伴って
 施設も地デジ対応にやり替えをしなければならない。
・やり替えにはコストが当然かかるが、国の補助申請のやり方や内容が
 わかりにくい。
・高齢過疎化している地域であるため、「自主共聴施設」にした場合、
 今後自分たちで管理していけるかどうかが不安だ。
・「ケーブルテレビ」なら、管理費を払えば運営会社が管理をしてくれて楽だが、
 国は「ケーブルテレビ」への補助はしておらず、コストがあまりにも高い。

都市部は比較的スムーズに地デジ対応が進んでいる感がありますが、
中山間地域や一部の島しょ部では深刻な問題を抱えている地域があります。

これらの地域で生活している人々に、最良の対応策を示していくことは
我々の義務でありましょう。

これらの地域への「説明会」の開催やサポート体制を、国やNHKなどと
連携しながら県もやっていく、とのご回答をいただきました。
今回お願いした地域への対応も迅速にしていただき、感謝しております。

中山間地域や島しょ部ではテレビが重要な情報源であります。
テレビが見れなければ情報が遮断されかねない事態となります。

光の当たりにくい所に光を当てていくような施策を期待したいですね。

by fukura51 | 2009-08-06 21:20 | 県政報告
大福日記No.252  6月議会 一般質問
6月県議会は昨日、一般質問が滞りなく終了いたしました。

国の補正予算を受けて168億の大型補正となった今議会においては、
活発な論戦が繰りひろげられたところです。

一期生では、青野議員と梶谷議員が登壇しました。

青野議員は、黒瀬ダムの放流調整、地方税財源の充実強化、医療問題、
農業振興について等、ご自身の政務調査内容も披露しながら、さすがに
首長経験者らしく、幅広い見地から鋭い質問をされておりました。

梶谷議員は、医療問題、食の安心安全、道路整備について、水産業振興、
中山間地域等直接支払制度について等、熱意と想いのこもった質問を
されておりました。

お二人のような「味」のある質問ができるよう、努力していかなければ…
人生経験の差をやはり感じました。

大トリは、愛媛3区から衆院選に出馬予定の白石徹議員でありました。
今回が泣いても笑っても最後の県議会一般質問…
いろんな想いが交錯していたことでありましょう。

農商工連携について、雇用対策について、海外での販路開拓支援について、
地域医療について等、国会を見据えたような鋭い質問をお聞きして、
期待感を感じました。
愛媛3区での衆院選勝利に向けて、心からご健闘をお祈りいたします。

しかし、この大型補正予算…
本当に県民にとって、真に有益な施策として実行されるようにしっかりと
審議していかねばなりません。

また、経済不況は待ってはくれないわけでありますから、いかに即効性を
持たせて実行するかが勝負であります。

最終日まで一生懸命審議してまいりたいと思います。

by fukura51 | 2009-07-03 21:42 | 県政報告
大福日記No.250  6月議会開会
「第313回愛媛県議会定例会」いわゆる6月議会が昨日開会となりました。

国の2009年度補正予算に対応した経済危機対策を中心に編成されており、
総額168億5,846万円の補正額となっております。

今回注目は高速道路・本四架橋の大幅引き下げ等により経営が悪化している
フェリー業界への支援策であります。
「内航フェリー競争力強化事業」として1億2千万円が計上され、県単事業で
県管理の港湾使用料が減免(限定措置)される予定であります。

その他、雇用創出・生活安心確保・地域活性化・一次産業振興等の各事業や
公共事業など、平成10年度以来の「大判振る舞い」ともいえる大型予算です。
いつも通り、しっかりと審議していきたいと思います。

しかし…
フェリー業界の支援策は非常に有難く、感謝しているのですが、「県管理」の
港湾使用料減免なんですよね…

私の地元今治市の港湾は「市管理」であり、既に独自の支援をしていただいて
おりますが、どうか更なる減免措置がなされることを期待しております。

しまなみ海道があるとはいえ、まだフェリー航路は、島しょ部の人々の「足」で
あり、多くの交通弱者といえる方々が利用しています。
交通弱者とは、お年寄り、学生、障がいを持たれている方々などであり、
そうでなくてもフェリー利用の方が便がいいという方々も大勢います。

移動ルートの公共性、災害時の別ルート確保としても絶対に必要な
「航路存続」について、県内の市管理港湾の使用料減免策の気運が
盛り上がることを心から祈っております。

6月議会は7月10日まで開催されます。
議会中は様々な会合が重なりますが、健康とメタボに留意しながら
頑張っていこうと思います。

by fukura51 | 2009-06-25 20:01 | 県政報告