夢ふくらまそう!  愛媛県議会議員 ふくら浩一の活動報告  ~大福日記~


愛媛県議会議員      ふくら浩一の活動報告
by fukura51
大福日記No.292  被災地視察 その4
被災地視察の続きです。

太田前市議会議員にご案内いただき、海岸地帯に向かいました。
名取市は7万3,000人程の人口ですが、1,000名以上が罹災しています。
市の28%のエリアが浸水し、被害額は712億円とされております。

被害の状況を写真でご覧ください。

大福日記No.292  被災地視察 その4_c0154895_13214975.jpg





ひん曲がった
公共物






大福日記No.292  被災地視察 その4_c0154895_13255389.jpg





破壊された橋






大福日記No.292  被災地視察 その4_c0154895_13272566.jpg





瓦礫の山






必死で瓦礫の撤去作業が行われておりました。
大福日記No.292  被災地視察 その4_c0154895_13315976.jpg





必死の作業






この時、地鎮祭が行われており、PTを代表して岡田議員がお祈りをしました。
亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。

大福日記No.292  被災地視察 その4_c0154895_13361792.jpg





お祈りする
岡田議員






現在では、だいぶ瓦礫が撤去されてきましたが、ここから見る風景は、
本当に信じがたい光景です。

大福日記No.292  被災地視察 その4_c0154895_13395897.jpg

この地にもう一度家を建てたいという人はいないそうです。
絶望の光景を目の当たりにして、虚脱感に襲われました。

それからすぐ近くの漁港にもお伺いしました。
ここも壊滅的な被害です。

大福日記No.292  被災地視察 その4_c0154895_13453025.jpg





ご覧の通りです






ここには漁師の皆さんが集まっており、貴重な話を聞くことができました。
海中には多量の瓦礫があり、漁をするどころではなく、まずは船を出して
瓦礫の撤去からしなければならないそうですが、その肝心の船が全て
破壊されたか故障しているとのことです。

残っていたゴムボートで瓦礫を少しずつ撤去していたそうですが、それも
パンクしてしまい、「もうすることがない…」状況です…
本当に涙が出ました。

大福日記No.292  被災地視察 その4_c0154895_1421774.jpg





地元の漁師の
方々






漁に出る以前の問題で、海中のがれき撤去が遅れているようであります。
船も足らないので各地からのかなりの支援が必要です。
挙国一致で立ち上がらねばなりません。

また明日以降に続きます。

by fukura51 | 2011-06-14 21:32 | 政務調査
<< 大福日記No.293  被災地... 大福日記No.291  被災地... >>