夢ふくらまそう!  愛媛県議会議員 ふくら浩一の活動報告  ~大福日記~

大福日記No.294  被災地視察 その6
被災地視察の続きであります。

大條元町長に愛媛のお土産を渡し、お礼を言って、次に福島県二本松市に
向かいました。
道中「放射能は大丈夫かな?」と思いましたが、現在では、ここまでは
放射能被害はきていないとのことで、道行く車を見ると多くの運転手が
窓を開けて運転しているのを見て、安心したのであります。

まずは、二本松市役所にお伺いし、三保恵一二本松市長を表敬訪問させて
いただきました。

同市では4,000戸が被災し、全壊が6戸でしたが、津波の被害はなく、
死者も0人であったとのことです。
3月15日の福島第一原発事故を受け、浪江町から約10,000人の避難者を
受け入れたそうであります。

これに際して、国に援助を求めたそうですが、なんと20日間待っても連絡が
なかったため、市独自で仮設住宅の建設を含めて、避難者の受け入れ態勢を
整えたとのことでした。

有事の際の国の対応の遅さを嘆かれておられたのと同時に、基礎自治体への
権限移譲をもっと進めるべきだ、との意見も言われておりました。

有意義な意見交換をし、愛媛のお土産を渡して二本松市役所を後にしました。

それから「二本松ふるさと村」という道の駅で、浪江町商工会役員の方々との
意見交換を行いました。

c0154895_15472040.jpg

浪江町はご存知の通り、原発の避難区域20㎞圏内であり、浪江町で会合を
持つことができないため、二本松での開催となった訳であります。
佐藤仁一氏も加わっていただき、貴重なお話を聞くことができました。

福島第一原発による直接的な利益は皆無であるのに対し、被害は甚大である
ことに非常に怒りを感じているようでありました。

今後の原発災害対策への要望としては、安全に関する対策は当然として、
連絡系統の整備、綿密な避難計画を立てる、現実的な避難訓練を実施する、
等々、多数挙げられました。

また、避難地域の方々への生活支援や保障問題についての要望に対して、
もっとスピード感を持って対応してほしい旨の意見や、経済活動ができる環境を
作ってほしい等の意見も出されました。

将来的には、浪江町を捨てて移住しなければならないため、どういった
コミュニティーで、且つ、どれくらいの規模で、どの地域に移住するのかを
検討している段階である、とのことでありました。

住み慣れた町を離れなければならない原発被災者の方々の苦難を思うと、
本当にやり切れない気持ちであります。

日本全国が協力し、温かく被災者を迎え入れる態勢を全力で整えていく
必要があると感じました。

また、福島の原発による風評被害も深刻な問題であります。
風評被害を防ぐための全国的な運動が必要であると思います。

非常に有意義な意見交換ができ、浪江町商工会議所役員の方々には心から
感謝申し上げます。
最後に、愛媛のお土産をお渡しし、会合場所である二本松を後にしました。

それから福島県の郡山市内に移動し、宿泊しました。
夕食は、再び佐藤仁一氏に参加していただき、視察内容における意見交換や
震災復興、地域活性化など、多岐にわたっての議論が交わされました。

翌朝、宿泊先を出て、福島空港から伊丹経由で松山空港に帰ってきました。

かなりハードな日程でありましたが、復興支援のための貴重な視察になったと
思います。
今後、県政の施策にもしっかりと反映させていきたいと考えております。

がんばろう、東北!
がんばろう、日本!
がんばろう、愛媛!


何卒、この想いを共有していただければ幸いです。

by fukura51 | 2011-06-16 22:59 | 政務調査
<< 大福日記No.295  福島の... 大福日記No.293  被災地... >>