夢ふくらまそう!  愛媛県議会議員 ふくら浩一の活動報告  ~大福日記~

大福日記No.94  南極観測船「しらせ」
16日、4代目の南極観測船、新「しらせ」の建造が終わり、
ユニバーサル造船の舞鶴事業所にて進水式が開かれ、
市民や船を所有する海上自衛隊、観測隊の関係者らを合わせて
約3000人に雄姿が披露されました。
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船名は、老朽化で今年8月に引退する「しらせ」を継承したようです。
全長138メートル、幅28メートル、約12,500トンと先代より一回り大きく、
世界トップクラスの砕氷能力があり、厚さ1.5メートルの氷を3ノット
(時速約5.6キロ)で砕いて航行することができます。

氷上の雪に海水をかけて滑りやすくすることで低燃費を可能にし、
2重構造タンクで事故の際の油漏れを防ぐなど、環境に配慮した
「エコシップ」であります。進水後に内装工事をし、2009年5月の完成後、
初航海は同年11月の予定、総事業費は376億円であります。

しかし…
とうとう南極観測船三代目の「しらせ」は最後の航海を終えました。

今までは、この南極観測船は、何らかの形で保存されてきましたが、
三代目「しらせ」は引き受け手が見つからず、このままではスクラップ処理に
なってしまうとのことです。

歴代の観測船は今どうなっているのでしょうか…?

初代観測船の「宗谷」は、昭和53年に退役しましたが、
現存する数少ない「旧大日本帝国海軍艦艇」であるのに加え、
現在でも船籍を有し、「船舶法の適用対象」、すなわち舫を解いて
動かすことが可能なのであります。

現在は、東京の「船の科学館」にて保存されておりますが、維持管理に
多額の資金が必要なため、募金活動が行われている状況下です。

二代目観測船「ふじ」は、昭和59年に退役後、南極観測に関する博物館として
「名古屋港ガーデン埠頭」に係留されたまま一般公開されています。

「(旧)しらせ」を含む歴代の観測船は、一時期を除き、籍を置くのは
「海上自衛隊」すなわち自衛艦なので、海賊防止用に自動小銃などが
装備されていることから、退役後に海外への輸出は不可能であります。

つまり、国内での引き受け手が居ない限り、スクラップということになります。
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彼女が(船は女性名詞であります)担ってきた仕事の質・量を考えると、
もっと讃えるべきでありましょう。
ただ、修繕費、維持費を考えると、かなり辛いものがあります。

海事都市を目指す我らが今治市…
彼女が「今治港」に「看板娘」として停泊してくれたら…


私の独り言であります。

北海道の稚内市では誘致運動をしているようですけどね…

by fukura51 | 2008-04-17 20:05 | つぶやき・日記
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