夢ふくらまそう!  愛媛県議会議員 ふくら浩一の活動報告  ~大福日記~


愛媛県議会議員      ふくら浩一の活動報告
by fukura51
大福日記No.136  愛媛拉致議連 記念講演
12日、愛媛拉致議連の記念講演があり、参加してきました。

救う会全国協議会会長である、佐藤勝巳さんの講演でありました。
演題は、「風雲告げる拉致救出運動」であります。
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佐藤さんは、約50年にもわたって、北朝鮮を研究してこられた方です。

対北朝鮮政策は、「対話」をもって援助する姿勢で望んでも成功した例はなく、
これまで約150万トンもの米を援助したのにもかかわらず、拉致問題について
何ら進展を見なかったことを、ご自身の経験から強く語られておりました。

政治的・外交的に、手段を選ばない北朝鮮に対しては、「圧力」「制裁」で
望まなければ、解決に向かっていかない、というお話でした。

確かに、「認識の違い」というようなレベルではなく、全く話が通じない国で
ありますから、強い姿勢で臨むことを家族会は期待しているのでありましょう。

そんな中、11、12日に行われた日朝外務省実務者公式協議において、
北朝鮮側が、「日本人拉致問題の再調査」を約束したのに加え、
日航機「よど号」ハイジャック事件関係者の日本への引渡しに向けて
調整することで合意した、との発表がありました。

日本側は見返りとして、人的交流やチャーター便の往来を認めるなどの
制裁を一部緩和する方針を出しました。

う~ん…「進展」とは言えるんでしょうけど…

よど号犯の問題は、アメリカのテロ支援国家指定解除に合わせた措置で
あるのはミエミエだし…
拉致被害者に「生存者はいない」とする主張は変えてないし…

再調査はしたけど、「やっぱりみんな亡くなってました」って言いそうな気が
するのは私だけでしょうか…

しかし、6者協議の中での日本の立場も考えねばならないし、北朝鮮の
核放棄を促すためにも政府は一歩踏み出した、ということでありましょう。

日本政府としては、安易な妥協ではなく、「拉致は絶対許さない」という
強い態度で臨むべきでしょうし、北朝鮮が拉致問題に対して真剣に
対応せざるを得なくなるような「交渉」をご期待申し上げております。


-お知らせ-
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「拉致被害者を救出するぞ!!国民大集会in愛媛」が、
7月6日(日)13:30~松山市民会館大ホールにおいて開催されます。
(主催 政府拉致問題対策本部、愛媛県ほか3団体)

是非皆さんもご参加ください。
 

by fukura51 | 2008-06-15 21:32 | 政務調査
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