夢ふくらまそう!  愛媛県議会議員 ふくら浩一の活動報告  ~大福日記~


愛媛県議会議員      ふくら浩一の活動報告
by fukura51
大福日記No.190  閉会中の特別委員会
18日に引き続き、閉会中の特別委員会が開催され、私が所属している
「環境・災害対策特別委員会」に、19日、出席してきました。

議題は「土砂災害対策について」であります。

県内の土石流・地すべり・急傾斜などの危険箇所は約15,200箇所あり、
これらの地域に約32万人が居住しております。

県民の安心・安全を確保するためには、これらの箇所の早急な対応が
求められているのは言うまでもありません。

しかし、人家5戸以上の危険箇所での砂防事業着手率はわずか39%に
とどまっているとのことでした。

本当に予算のない中ではありますが、人命に関わる問題でありますから、
出来うる限りのハード対策をしていただきたいと思います。

一方、限られた財源の中で、最大限に被害軽減するためのソフト対策に
力を入れていきたい、との答弁が理事者側からありました。

警戒・避難対策で最も重要なのは、やはり「情報」だと思います。

災害規模や被害状況、避難経路などをどれだけ素早く伝達できるかが
尊い人命を救うための第一歩であります。
幾多の災害の例を見ても「情報」の重要さは明白でありましょう。

自主防災組織の促進、ハザードマップの作成、携帯電話などで見れる
情報伝達網の充実など、しっかり取り組んでいただきたいと思います。

災害が起こった各地域で、人災ではないかと疑われるような対応が
見えることがあります。
被害を最小限度に食い止めるため、しっかりとした「公助」について
努力していきたいと思います。

by fukura51 | 2008-08-20 20:06 | 県政報告
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