夢ふくらまそう!  愛媛県議会議員 ふくら浩一の活動報告  ~大福日記~

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大福日記No.47  道路特定財源の攻防 その3
30日に道路特定財源暫定税率のいわゆる「つなぎ法案」が
取り下げられました。
国会の空転を回避するべきであるのは当然のことであり、年度内に
国会の場で徹底的な論戦をし、一定の結論が得られることを是非とも
期待したいと思います。

これまで暫定税率の重要さは述べてきたつもりでありますが、
町の声を聞くとやはり「ガソリンの値下げ」は大きな魅力のようであります。

「そりゃガソリンが値下げしたら言うことないわい」
「コストが上がって商売にならんのよ」
「満タンにしたら1,000円も違うんやぞ」  などなど…

ただ現状を見れば、リッターあたり25円の値下げと引き換えに大きなものを
地方が失う可能性が高いのはこれまでお話してまいりました。

我が選挙区の今治市・越智郡だけでも具体的に挙げてみますと、
 ・今治市役所前 R317 電線地中化計画
 ・上島町の上島架橋
 ・伊予富田駅前 桜井・山路線(通学路) 拡幅計画
 ・伯方小学校前 伯方島環状線(通学路) 拡幅計画
 ・今治新都市経由 延喜~高橋間 整備計画
 ・朝倉支所前 今治丹原線(通学路) 整備計画

以上の計画が、なんと実施できなくなる!のであります。

そんな結果になっても、「ガソリンが安くなるほうがいい」のであれば、
それも民意かもしれませんが、地方はより疲弊し、活性化は夢のまた夢、
福祉サービスは後退、農林水産振興なども縮小してしまい、
「どうしてあの時、ちゃんと説明してくれんかったん?」
といわれるような気がしてなりません。

ただ、ガソリンが高いのは「相場のことだから当然」というのではなく、
ガソリンの高騰を抑える手立てや安くするための諸施策をとらなければ、
国民の意思を反映しているとは言えないんじゃないか?と思います。
ここが抜けていては、国民の支持は得られないのではないでしょうか。


政治や行政に対する不信感があるのも事実です。
「実はまだまだムダがあって、本当は財源があるんじゃないか」とか、
「誰かが高級車を乗り回してるんじゃないか」、そんな声が聞こえてきます。
また、「暫定税率」という呼び名がこんな長い期間続いていることも、
諸事情があるにせよ、確かに国民からみればおかしいですよね。
後々何らかの形に変えていくことも当然考えなければならないでしょう。

本当に必要なものであるということをしっかりと訴えなければならない…
ただ、改めるべきは改めるんだ、ということも示さなければいけないし、
民意もできうる限り反映する、「ギリギリの線」がどこなのか、
地方議員の立場で考えていきたいと思います。

by fukura51 | 2008-01-31 20:13 | 道路特定財源の攻防
大福日記No.46  「ふるさとを考える会」
29日には愛南町で自民党青年局・青年部・女性局主催の
「ふるさとを考える会」が開催され、出席しました。
地元の各業界(商工会、農業、建設など)の若手と女性の皆さんと
膝を交えた本音の話し合いができ、非常に勉強になりました。

「愛南を頼むで!」
「南予のために働いてや!」
「政治に期待しとるんやで!」

つらい現状であるにもかかわらず、明るく屈託のない笑顔を見せつつ
言葉をかけてくれる皆さん一人一人の地元を愛する心が伝わってきました。

政治家は、やはり民の意見に真摯に耳を傾けなければなりません。
政策をわかりやすく説明し理解してもらう。
そして民の意見を政策に反映させる。
県民の皆様とふれあっていくことが最も大事だな、と改めて認識しました。

地元は最も大事ですが、予算も厳しい折ですから、愛媛全体のバランスを
考えなければならないでしょう。
ともすれば政治家や役人は民の上に立っていると思いがちですが、
「民」のために必死で戦うからこそ尊敬されるのであって、立場を得たから
偉いのではありません。

有意義な会に出席させていただき感謝しております。
愛南町の皆さんにおかれましては貴重な意見を頂戴し、また
このような場を設けていただいたことに対し心から御礼申しあげます。

by fukura51 | 2008-01-30 12:32 | 県政報告
大福日記No.45  「愛媛駅伝」「上島町消防出初式」
視察から帰ってきていろんなイベントがございました。
27日には「第58回愛媛駅伝競走」の開会式に出席しました。
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熱戦が繰り広げられ、男子は松山工、女子は八幡浜が優勝しました。
両校の栄誉を心から称えたいと思います。
(写真は前年度女子優勝の済美高の優勝旗返還)


同日、「上島町消防出初式」があり、出席をさせていただきました。
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非常にキビキビとした動きが小気味よく感じました。
町民の安心・安全を守るため、日夜奮闘されている消防団員の皆様方の
ご努力に敬意を表したいと思います。

by fukura51 | 2008-01-29 08:32 | つぶやき・日記
大福日記No.44  環境災害対策特別委員会視察 その4
しつこく視察報告の続きであります。
c0154895_1751968.jpg野島断層を見た後、その断層が横切っている民家が「メモリアルハウス」として保存されており訪問しました。敷地内を走る断層や震災当時の建物の様子が公開されております。
「地震直後の台所」や「傾いた床の間」など、当時震災にあった家の状態が良くわかります。

これが「地震直後の台所」ですが、
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う~ん…見るも無残…大変な状態であります。

その後、地震体験シミュレーションで当時の震度を体験しました。
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当時の揺れの状態、震度、そして音声までもリアルに再現されておりました。
本当に怖いですよ~ かろうじて皆様方の手前、ガマンしておりますが、
この状況が実際に起こったらおそらく正気ではいられないだろうなと思います。
隣にいる同僚の三宅議員と私の顔の引きつり方を見ていただければ
一目瞭然でございましょう。


13年の年月が経過し、震災の記憶も少しづつ薄れつつあります。
c0154895_17381668.jpg震災で被害にあったことを風化させないように、また防災に対する知識をより一層深めていく決意をいたしました。最後に記念碑に向かい、震災で無くなられた方々のご冥福を心からお祈り申しあげ、そして今だ元の生活に立ち直れず苦しんでいる方々に対して想いを馳せつつ手を合わせました。

有意義な視察をさせていただき、感謝しております。
学んだこと、感じたことを県政に反映できるよう、再び頑張ってまいります。

by fukura51 | 2008-01-28 14:08 | 県政報告
大福日記No.43  環境災害対策特別委員会視察 その3
視察報告の続きであります。
四国地方整備局の視察を終えて、23日は高松に宿泊しました。
夕食を委員・理事者ともに和気あいあいと取らせていただきましたが、
やはり道路特定財源暫定税率の話があちこちで繰り広げられました。
詳しい内容は申しあげられませんが、この地方にとって最も有益かつ
全体のバランスに配慮した政策を期待したいものであります。

しかし最後に食べたうどんはおいしかったな… さすが讃岐であります。


c0154895_1418653.jpg翌24日の早朝は淡路島に向けて出発いたしました。
13年まえに発生した「阪神・淡路大震災」のショッキングな光景を脳裏に浮かべながら…

強風の中、2時間ほどバスに揺られ、「北淡震災記念公園」に到着しました。


そこには自然の猛威の前では人間はどうすることもできないということを
納得せざるを得ないような当時の状況が数多く展示されておりました。
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信じられないような光景に改めて大地震の怖さを実感しました。

c0154895_14344699.jpg阪神・淡路大震災は、明石海峡の地下14kmを震源として発生しましたが、この時、「野島断層」と呼ばれる断層が現れました。
「野島断層」は南北約10km!にわたって続いており、地面が断層に沿って1~2m右横にずれながら隆起して起こった断層である、とのことです。


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この野島断層は、はっきりと跡が残っており、また活断層や地震への社会的な
関心を高めたことから、一部を保存・活用することとなったそうです。

しかし、2mも横にずれたら…
もし住宅の密集している都会なら、あちこちでモメるでしょうね…

by fukura51 | 2008-01-27 16:47 | 県政報告
大福日記No.42  環境災害対策特別委員会視察 その2
我が母校、今治西高校のセンバツ甲子園行きが決定しました!
やはり一回は「校歌」を聞きたいと思っております。
後輩、今西ナインのガッツあふれるプレーを期待するとともに、
センバツ出場される選手諸君のご健闘を心からお祈りいたします。

視察の続きですが、香川県災害対策本部室の後、少し移動して
「四国地方整備局災害対策室」を訪問させていただきました。
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この災害対策室は、災害が発生または発生の恐れがある場合には、
「災害対策本部」が設置され、河川・道路・港湾などの管理者が一堂に会して
災害情報を総合的に把握し、災害対策を指揮できる拠点であり、まさに
四国の災害対策の「本丸」であります。

う~ん、ゴジラが出てきたら、あのパネルに映るんだろうなあ…
などと若干不謹慎な妄想が頭をよぎるくらい、映画やテレビで見ていたような
近未来的で最新鋭のシステムでした。


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四国地方整備局の松尾危機管理連絡室長からシステムの内容や
取り組みについてご説明していただき、その後、質疑応答がありました。
地震による揺れや津波情報、雨量や水位などのデータ、監視カメラの
リアルタイム映像、パトロールの点検報告などの諸情報がこの場所に
瞬時に集まります。
これらの情報をもとに、いかに素早く的確な対策を取れるかが勝負であります。

この席に座っていて、何だか「ウルトラマン」の「ハヤタ隊員」のような
気分になったのは私だけでしょうか…

その後、整備局の庁舎を案内していただきました。
「本丸」にふさわしく、庁舎の耐震安全性能は通常の1.5倍の強度、
約4日分の上水道備蓄タンクと約7日分の排水に対応できる地下貯留タンク、
予備電源はもちろん屋上には25m四方のヘリポートまで整備されています。
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私もヘリポートに立ってみましたが… 高いし、柵が無くて怖い!
しかし、何だか007のジェームス・ボンドのような気分になったのは…
私だけかな…私だけでしょうねえ…

by fukura51 | 2008-01-26 13:36 | 県政報告
大福日記No.41  環境災害対策特別委員会視察 その1
23、24日と2日間、環境・災害対策特別委員会で視察に行ってまいりました。
視察が本当に県政に生かされるためには、皆様に内容をご報告する義務が
あるんじゃないか?と思います。
私なりにまとめてみましたので、いつものごとく支離滅裂かもしれませんが、
ご報告したいと思います。


最初にお膝元の愛媛県の災害対策室を訪問し、現状のシステムや
取り組み状況などを把握してきました。県民の安心・安全を守るために、
予算の無い中で必死に取り組んでいる姿が印象的でした。


c0154895_10213671.jpgその後、凍えるような寒さの中、私たち「環境・災害対策特別委員会」一行は議事堂をバスにて出発し、高松に向かったのであります。道中、西条あたりは雪景色に包まれており、道路特定財源暫定税率が無くなったら除雪もままならないなあ…なんて思いながら、バスに揺られておりました。

c0154895_10273523.jpg香川県庁に到着してまず驚いたのが、約200億円!をかけたという、地上22階、地下2階、最高部113メートル!のその庁舎であります。
う~ん…豪華…だなあ…と思いつつ、庁舎内に設置されている、香川県災害対策本部室にお邪魔しました。

そこには大型情報表示スクリーンをはじめ、各種最新鋭のシステムを擁しており、まさに総合指令所という感じでした。


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c0154895_955127.jpgシステムの概要説明や香川県の取り組みなどの説明を受けた後、議員団から様々な質問などをさせていただきました。素晴しいシステムをいかに有効に使っていくか、そして災害時にいかに被害を少なくするかという、「減災」を心がけていくことが大事だな、と感じました。

しかし、ゴジラやウルトラマンなどで見ていた司令室のような光景…
このシステムをフル活用して、一人でも多くの被災者を救わねばならない…
そんな気持ちで取り組むことが必要でしょう。

by fukura51 | 2008-01-25 12:28 | 県政報告
大福日記No.40  今治管工事組合 新年会
愛媛県内は、一昨日から降り積もった雪で交通が乱れたようであります。
皆さん、事故やお怪我はありませんでしたか?
本日も雨模様でありますが、お出かけの際には充分お気をつけください。

昨日、今治管工事組合の新年会があり、出席をさせていただきました。


c0154895_15104148.jpg桜井副理事長のごあいさつがあり、「我々は市民のライフラインである水を扱う仕事をしている。大事な仕事であることを認識し、災害時における対応についても最大限の努力をしたい」との事でした。

私は常任委員会が「建設委員会」、特別委員会は「環境・災害対策委員会」に
所属させていただいております。
身内に土木・建設関係者があまりいないので意識してなかったのですが、
災害時において、土木・建設業者は最も頼りになる存在であります。
両委員会で勉強させていただくにつれ、その存在価値を認めざるを得ないと
考えているところであります。


c0154895_15343794.jpg組合の皆様方との懇談の中で、災害時における対応や苦労話、そして非常に厳しい業界の現状などを聞かせていただきました。
県政に反映させることができるよう、最大限の努力をしていく所存であります。

明日から「環境・災害対策特別委員会」において、淡路島に視察に行きます。
阪神・淡路大震災の爪あと、現場の対応や事後処理、現在の問題点などを
しっかり勉強し、近未来に来るかもしれない「南海大地震」やその他の災害に
備えるべく取り組んでいきたいと思います。

少しだけこのブログをお休みすると思いますがご了承ください。
また後日、視察内容をご報告させていただきます。

by fukura51 | 2008-01-22 15:54 | つぶやき・日記
大福日記No.39  身を削りながら…
先週末、県議会自民党にて議員総会が開催され、諸案件が審議されました。
その中で、我々「県議会議員の報酬カット」についての項目がありました。

現在、我々県議会議員の報酬は、月額10%カットしております。
愛媛県の財政状況、民間の景気動向などを考えてみれば、
我々だけが痛みを受けないわけにはいかず、当然のことと言えるでしょう。

今年度以降、引き続き10%カットを継続するかどうか、ということでしたが、
全員一致、電光石火のごとく「10%カット継続」を決めたのであります。
二月の定例県議会において特例条例改正案を提出し、おそらく、
全会一致にて可決されるのではないかと思われます。
これにより、年間約4,000万円の予算が浮く計算になります。

県職員も同様の給与カットをしており、総額で07年度は45億円、
08、09年度ともに同額をカットします。
知事にいたっては現行から5%増の25%を08年度からカットであります。

県の財政が悪化している最も大きな要因は、地方交付税の削減であります。
国の痛みを地方が請け負ってしまった現状であると言えるでしょう。
全体から見れば微々たる額ですが、愛媛県の財政に少しでも貢献できれば…
私を含め、議員・県職員の方々は、そんな気持ちなのではないでしょうか。

もちろん民間では血の滲むような努力をしておられ、頭の下がる思いです。
民間の方々と協力して愛媛の活力を増し、愛媛独自の財政再建をすることが
一番重要なのは承知の上ですが、すぐに効果が現れないのが現状です。

「これ以上の地方切り捨て、地方軽視は容認できない」

日本のあちらこちらでよく聞かれるようになってまいりました。
国の政策の本質を見極め、県民重視の視点で考えなければなりません。

身を削りながら我々議員団・県職員とも頑張っていきます。

by fukura51 | 2008-01-21 17:15 | 県政報告
大福日記No.38  道路特定財源の攻防 その2
以前もお話しましたが、今、非常に注目されている施策の一つに、
「道路特定財源の暫定税率維持」および
「地方道路整備臨時交付金の継続」があります。
あたかもガソリン代が高いのは、暫定税率のせいだと言わんばかりの論調、
そして地方の道路は無駄だ、やめろの大合唱であります。

過去には無駄な道路もあったのでしょう。
しかし、現在の地方においては整備されていないところが多いのが現状です。
もちろん人口が少ないから、通行量は少ないし、運営もままならなかったり、
都会の人から見れば無駄なもののように見えるんでしょうね。
「地方にとって、本当に必要だと思える道路しかつくってはならない」
これは肝に銘じて取り組まなければいけないでしょう。

しかし、皆さんに知っていただきたいのは、道路特定財源の問題は、
ガソリン価格や無駄な道路の排除よりも、もっと地方にとって大変な問題を
含んでいるのです。

暫定税率のために、現在愛媛県には170億円の歳入があります。
もし暫定税率が無くなったら、76億円がカットであります。
交付金は現在59億円ありますが、廃止されたら当然0円!になります。

ご存知の通り、県の財政は非常に厳しい状況です。
本当に必要な整備事業や行政サービスさえも満足にできない状態だし、
我々議員はもちろん県職員の給料もカットして必死に取り組んでおります。

これらの歳入があるために、何とか最低限の整備事業をしたり、
やりくりをして行政サービスを行っていられるといっても過言ではありません。

そんな中で、もし暫定税率と交付金がなくなってしまったら…

現在行っている愛媛県の改良事業は全てストップ!でしょう。
整備事業だけでなく、当然全体の県財政に悪影響を及ぼすでしょうから、
様々な行政サービスにおいても廃止・縮小などの方向に向かいかねません。
25円のガソリン代の値下げと引き換えに、
地方にとって大きなものを失う可能性があるわけです。

ガソリンが高くていいと言ってるわけではありません。
ガソリン代の高騰に対しては策を講じなければなりません。
しかし現状の県財政を見れば、暫定税率の維持と交付金の継続は
我々「地方」にとって「死守すべき」であります。

民主党のあるエラい方は、こう発言しています。
「一円たりとも地域に迷惑をかけず、暫定税率撤廃に挑戦する」…
どうやって???
そのすばらしい方法を、何卒お教えいただきたいと切にご要望いたします。
「挑戦したが、失敗しました」では目も当てれません。

この問題について、本質を語らず、政局に利用するのは避けていただきたい。
国民・県民の皆様におかれましては本質をしっかりと認識していただき、
良識あるご判断をお願いいたしたいと思います。

by fukura51 | 2008-01-19 13:40 | 道路特定財源の攻防