愛媛県議会議員 ふくら浩一の活動報告
by fukura51
| |
4日、「道州制シンポジウム」が松山市にて開催され、出席しました。
会場のようす
すごい人数!
現在の日本は「中央集権体制」であり、画一化、、一元化、平均化などが
追求されるあまり、国民の多様なニーズが無視され、特に地方の人々が
切実に必要とする要望に応えにくい状況であると言えます。
地方がここまで疲弊している状況を見れば、いかに「地方分権」を進め、
各地域に適した決定と執行ができる行政システムを確立していくか、
ということが重要だと思います。
「地域主権型の道州制国家」への転換は、画一的規格大量生産社会から
知価社会・グローバル化という時代転換を考えれば、歴史的に見ても
当然のことのように考えられるのであります。
日本はこのままでは立ち行かなくなってしまう…
時代に適応した「新しい国のかたち」を構築していくことが我々政治家が取り組むべき急務であると言えるでしょう。
この中で、道州制ビジョン懇談会の座長、江口克彦氏(PHP総研社長)と
同委員の長谷川幸洋氏(東京新聞・中日新聞論説委員)の2人から
講演がありました。
江口氏の
講演のようす
道州制に対する2人の持論と熱い想いをお聞きさせていただきましたが、
理想論としては良いのですが、もう少し地方の実情や意見を集約していく
必要があるんじゃないか、と感じました。
国家体制を変える、というのは言わば「革命」であります。
一朝一夕にできるものではないでしょうし、抵抗はかなりあるでしょう。
地方に熱い志をもった若手が出てこなければ…
まさに幕末の時代の様相に酷似しているような気もします。
地方のご機嫌を取るだけの政策では何も解決しません。
中央においては、根本的な変革が必要であります。
一方、地域住民の自助精神を高め、自主的に政治・行政に参加する意識を
高揚させていくことが地方議員には求められているのでしょう。
これからも地域のためにより一層の努力をしていきたいと思います。
|